報道で重要なのは死亡者数と感染経路不明

マスコミでは、新型コロナウィルスの陽性率に関心が集中しているようですが、日本での死亡者数は、インフルエンザとほとんど同レベルです。日本の神奈川新聞の報道では、陽性者のおよそ95%が、「軽症・無症状」で、1月当たりの重症者数は、ほんの数人です。もし陽性者数ではなく、重症者数をニュースに取り上げるとすると、ニュースにならない日がほとんどになります。6月で言えば重症者数が出たのはたった8日です。にも拘らず、日本では、感染者数の増加ばかりを報道して、大騒ぎしすぎていると思います。交通事故の場合、軽傷者数がいくら増えてもニュースにすることはないでしょう。庶民がニュースとして知りたいのは、死者数のレベルと、病床占有率、治療薬の効果、ワクチンの安全性などです。しかし、今までインフルエンザによる死者数を毎日報道していたでしょうか?死者数のレベルは、インフルエンザとの比較で報道して欲しいものです。そうすれば、新型コロナウィルスの問題がどの程度重要なのか、庶民には分かりやすいと思います。

もうひとつの問題は、「感染経路不明者が、陽性者の50%以上である日が多い」という点です。感染経路不明者を問題視するのは、感染経路不明者の大半が外国人ではないかと憶測しているからです。「外国人の陽性数・患者数が公表されないこと」と関連しているのではないかと勘繰っているからです。もし大半の患者や犯罪者が外国人だと判明したら、国民に大衝撃を与え、日本のマスコミや政策は大転換を迫られることでしょう。マスコミも野党もこの点を追求しないのは、それが彼らにとってもメリットになるからだと憶測しています。

感染症で重要なのは、「情報の開示」です。これを怠ると、国民の政府への信頼度が落ち、感染防止を妨げることになります。新型コロナウィルス患者や犯罪者など、庶民に知らせるべき重要情報にも拘らず、日本では、外国人の情報を公開しない仕組みができてしまっているように感じます。

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