2025/04 株式市場のトランプ批判

************************************

3日のニューヨーク株式市場・ダウ平均株価は、前の日の終値から1679ドル39セント値を下げ、4万545ドル93セントで取引を終えました。

NYダウ、一時1700ドル超下げ 「相互関税」発表受け

************************************

トランプ米政権は米東部時間5日午前0時1分(日本時間午後1時1分)、ほぼ全ての国・地域からの輸入品に一律で10%の関税をかけ始めた。「相互関税」として導入を決めた新関税の第1弾。
4日の米株式市場ではダウ工業株平均が前日比2231ドル(5.50%)も急落し、世界的な貿易摩擦への不安が一段と強まっている。

米相互関税の第1弾「世界に10%」発動 NY株は史上3番目の急落

************************************

4日のニューヨーク株式市場でダウ平均株価(30種)は大幅続落し、終値は前日比2231・07ドル安の3万8314・86ドルと、2024年8月以来、8か月ぶりに4万ドルを割った。下落幅は史上3番目の大きさだ。
米紙ウォール・ストリート・ジャーナルによれば、米株式市場ではこの2日間で時価総額にして6・6兆ドル(約970兆円)が失われた。トヨタ自動車の時価総額の25倍に相当する。

ダウ平均株価は大幅続落、史上3番目の2231ドル安…2日間でトヨタ時価総額の25倍相当が失われる

************************************

週明け7日の東京株式市場はトランプ米政権による「関税ショック」で大揺れとなり、日経平均株価(225種)が急落した。終値は前週末比2644円00銭安の3万1136円58銭。下げ幅は1987年の米株式市場の大暴落「ブラックマンデー」翌日に記録した3836円に次いで史上3番目の大きさだった。一時は2900円超下げ、節目の3万1000円を割り込んだ。

東証大幅続落、終値2644円安 関税ショック、下げ幅史上3番目

************************************

国株式市場は値動きの荒い展開となる中、ダウ工業株30種とS&P総合500種が続落して取引を終えた。

米国株式市場=ダウ・S&P続落、関税巡り乱高下 トランプ氏強気姿勢

************************************

 トランプ米政権は9日、約60カ国・地域に対する最大50%の「相互関税」の上乗せ分について、報復関税を発動せず米国との交渉を求める国・地域については、90日間停止すると発表した。

トランプ米大統領、相互関税の90日間停止を発表 報復なしで10%適用

************************************

9日のニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価(30種)の終値は2962・86ドル高の4万608・45ドルだった。米メディアによれば、1日当たりの上昇幅としては過去最大となる。

NYダウ終値は過去最大の上昇幅、2962ドル上昇…トランプ氏の「相互関税」一時停止表明受け

************************************

中国との貿易戦争の過熱への警戒感などから一転して売り注文が広がり、さらに、アメリカが中国に課している関税率が合計で145%になったと発表したことを受け、売り注文が加速しました。

【速報】NY株価 一時2000ドル超値下がり アメリカが中国に課している関税率が合計で145%になったと発表し売り注文が加速

************************************

ダウ平均株価は一時、900ドル以上下落。結局、前の日に比べて699ドル57セント安い3万9669ドル39セントで取引を終え、4万ドルの大台を再び割り込みました。

NY株、一時900ドル超下落 “トランプ関税によってインフレが長引く可能性”パウエル議長の見解を受け