2025/01 生成AI(人工知能)技術

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週末にディープシークを巡る期待が高まると、エヌビディアの株価は27日の取引で約17%急落。翌日には落ち着き、8.9%高の128ドル99セントで取引を終えている。

エヌビディアはディープシークの衝撃を前向きに捉え、27日の発表文ではこの進歩がAIモデルを運用する新しい方法の優れた例だとし、ユーザーにそうしたAIモデルを提供するには自社のチップが大量に必要になると述べた

エヌビディアの弱点露呈、ディープシーク台頭で

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ホワイトハウスはこの日、中国新興企業ディープシークのAIアプリが国家安全保障に与える影響について国家安全保障会議(NSC)が精査していると明らかにした。

オープンAI、技術保護へ米政府と緊密に協力と表明

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サンフランシスコの人工知能企業スケールAIのアレクサンドル・ワンCEOは、Xにこう投稿した。

「ディープシークはアメリカに対する警鐘だが、戦略変更を迫るものではない。アメリカは技術革新で先を行き続けるために半導体の輸出規制を強化し、将来の優位的立場を維持できるようにするべきだ。 AIにおける大きなブレークスルーは、すべてアメリカが成し遂げてきたことを忘れてはならない」

中国発DeepSeekの戦略思考に、輸出規制一辺倒のアメリカは勝てるのか【トランプ2.0】

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ソフトバンクグループとOpenAIは2月3日、新たに合弁会社「SB OpenAI Japan」を設立し、企業向けにAIエージェントサービス「Cristal Intelligence(クリスタル・インテリジェンス)」を共同開発すると発表した。

特徴は「自発的にタスクを実行するエージェント化」であり、コールセンター対応やシステム改修など多様な業務を自律的に行えるという。

ソフトバンク孫社長が語るOpenAIとの提携 1億以上のタスクを自動化して“AIの大脳”になる

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実業家イーロン・マスク氏率いる投資家グループが、米オープンAIの運営を管理する非営利団体の買収に向けて、974億ドル(約14兆8000億円)を提示した。生成人工知能(AI)「ChatGPT(チャットGPT)」の開発元であるオープンAIを巡り、サム・アルトマン最高経営責任者(CEO)とマスク氏との対立が激化している。

マスク氏率いる投資家集団、オープンAIに買収提案 974億ドル

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学生たちはAIに対応する必要がある。もっとも重要なのは、ツールに深く慣れ親しむこと、変化のスピードに柔軟に適応できること、急速に変わる世界におけるレジリエンス(適応力)を学ぶこと、そしてAIとともに進化・共進化していく方法を学ぶことだ。

現在進行中の変化として見られるのは、プログラミングの授業が大きく変わっていることだ。AIがコードを書けるようになってきており、数年後にはいまと同じ方法でコードを書くことはないだろう。そのため、「もはやプログラミングを教える意味がない」と言う人もいる。

GPT-3からGPT-4への進化は世界を驚かせた。GPT-4からGPT-5も同様に大きな飛躍となるだろう。これらのモデルは驚くべき能力を持っている。もしかすると、GPT-5やGPT-6の頃には「もうこれ以上の知能は必要ない、すでに私より賢い」と感じるかもしれない(2025/02/12)

【インタビュー】 OpenAI サム・アルトマン氏が来日。日本市場の重要性とAIの未来を語る