2025/01 中国技術の脅威

報道によると、ディープシークの関係者とみられる人物が昨年秋、オープンAIから大量のデータを盗み出した可能性がある。とのこと。生成AI(人工知能)技術を中国の単独の技術で開発というのは怪しい。(2025/01/30)
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 人工知能(AI)に関する開発企業ディープシークが、中国の独自技術でAIの無料モデルを開発したことは脅威。日本の安全保障上、人工知能(AI)技術は、SNSの技術と同様、日本の独自技術で開発すべきである。(2025/01/29)

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「TechInsights」の調査では、CXMTの16ギガビットDDR5 DRAMは、サムスンとSKの同一仕様製品に劣らない性能であることが分かっている。性能の尺度となるビット密度はサムスン、SKの製品を上回るという。

「親中国の売国奴たちがサムスンをいじめた結果、サムスンの技術者たちが出ていってしまい、この状況を招いた」「サムスンとSKの産業スパイが技術を売り渡した結果だ」「間諜(かんちょう)法に反対している民主党は国を滅ぼそうとしている」

中国の技術がここまでとは…韓国半導体企業は”超緊張状態”に=韓国ネット「中国を軽視し過ぎた」

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27日の取引で世界的にハイテク株が売り込まれる中、エヌビディアは17%急落し、時価総額が約5930億ドル吹き飛んだ。中国の新興企業ディープシークがより低コストの半導体とより少ないデータを使用したとされる無料モデルを発表したことを受け、AI分野を主導する米企業の見通しに懸念が広がったことが背景。

米エヌビディア空売り筋、約66億ドルの利益 「ディープシーク・ショック」で

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ディープシークは、世界的なAIサプライチェーンと重要なAI技術で他の追随を許さないと見られた米国の優位性を今や脅かしている。設立から2年足らずの企業による技術は急激に人気化する一方、27日の欧米株式市場を急落させ、合わせて1兆ドルに近い時価総額が失われた。

中国本土以外で学んだことも働いたこともない梁氏がこれだけの開発を成し遂げたことに、衝撃と畏敬が寄せられている。同氏は中国のAIエンジニアと共に、最新の半導体技術に思うようにアクセスできずリソースが限られる中でも、世界のトップクラスに並ぶ、あるいはそれをしのぐ技術の開発が可能であることを実証した。

DeepSeekはクオンツから誕生、「オタク」が運用挫折乗り越え開発

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中国の新興企業ディープシークについて、米国から盗んだ技術や米国製の半導体を利用することで高性能の人工知能(AI)モデルを「極めて安く」開発できたと主張し、この問題に対処すると表明した。

ディープシーク、米製半導体と米から「盗んだ」技術を利用=米商務長官候補

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経験は邪魔になると考え、若い中国人技術者を雇用・活用する。さらに、プログラミングを巧妙に簡略化し、米国の規則の抜け穴を利用して先端半導体を入手する。

これは中国のAI(人工知能)新興企業ディープシークが採用した手法だ。それによって開発されたAIプログラムは世界を震撼(しんかん)させた。

中国ディープシーク、どうやって米国を出し抜いたか

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米ホワイトハウスのレビット報道官は28日、中国新興企業ディープシークの人工知能(AI)アプリが国家安全保障に与える影響について国家安全保障会議(NSC)が精査していると明らかにした。
ホワイトハウスのAI・暗号資産(仮想通貨)責任者、デービッド・サックス氏は、知的財産の窃盗が関係している可能性があるとの見解を示した。

ディープシーク、米が安全保障への影響精査 知財窃盗との見方も

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チャーマーズ氏は記者会見で「豪国民にはこの新しいテクノロジーに慎重になることを求めたい」と述べた。

ディープシーク使用「慎重に」、豪財務相が国民に呼びかけ

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関係者によると、マイクロソフトのセキュリティー研究者は昨年秋に、ディープシークと関連があるとみられる複数の人物がオープンAIのアプリケーション・プログラミング・インターフェース(API)を使用して大量のデータを流出させているのを確認した。機密事項だとして関係者は匿名を条件に話した。

DeepSeekがオープンAIデータ不正入手か、マイクロソフト調査中

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中国の新興AI(人工知能)開発企業「ディープシーク」を巡り、米ブルームバーグ通信は28日、ディープシークの関係者が、対話型AIサービス「チャットGPT」を開発した米オープンAIからデータを不正に入手した可能性があると報じた。報道によると、ディープシークの関係者とみられる人物が昨年秋、オープンAIから大量のデータを盗み出した可能性がある。マイクロソフトのセキュリティー担当の研究者が気づき、オープンAIに通知したという。

トランプ米政権でAI分野の政策責任者を務めるデービッド・サックス氏も28日、米FOXニュースのインタビューで、ディープシークがオープンAIから技術やデータを盗み、自社のAIモデル開発に悪用した可能性があるとの見方を示した。

中国ディープシークがオープンAIからデータ不正入手か…米海軍「いかなる場合でも使用不可」

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中国浙江省杭州市を拠点とするディープシークは、先週登場した同社のAI モデル「DeepSeek-R1」について構築費用は600万ドル未満で、AI専用の半導体の数も少なく、訓練期間は2カ月だったと発表した。このアプリは話題の的となり、中国だけでなく、アメリカのアップルストアでもダウンロード数トップの無料アプリとなった。
利用者に月額20ドルから200ドルを請求するオープンAIとは異なり、ディープシークは個人ユーザーには無料でプラットフォームを提供し、開発者にも100万トークンあたり0.14ドルしか請求しない。オープンソースのディープシークが中小企業や開発者の人気を博しているのはそのためだ。
DeepSeek-R1は、推論と数学的問題解決においてオープンAIの最新モデル「o1」に匹敵するといわれている。

サンフランシスコの人工知能企業スケールAIのアレクサンドル・ワンCEOは、Xにこう投稿した。

「ディープシークはアメリカに対する警鐘だが、戦略変更を迫るものではない。アメリカは技術革新で先を行き続けるために半導体の輸出規制を強化し、将来の優位的立場を維持できるようにするべきだ。 AIにおける大きなブレークスルーは、すべてアメリカが成し遂げてきたことを忘れてはならない」

中国発DeepSeekの戦略思考に、輸出規制一辺倒のアメリカは勝てるのか【トランプ2.0】

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「DeepSeek-R1-Zero」と「DeepSeek-R1」は、アメリカの輸出規制により最先端のGPUにアクセスできずに性能が高くない中国向けチップであるNVIDIA H800を用いる中で、優れたシステム部門を抱えるDeepSeekがアルゴリズムの最適化を行った結果、OpenAI・Google・Anthropicなどの大手AI企業のわずか10分の1という少ないGPU枚数でOpenAIのo1に匹敵する性能を発揮しています。
「今回のDeepSeekの発表でNVIDIAやOpenAI、Meta、Microsoft、Googleなどが死んだとは考えられません。たしかにDeepSeekは強力な新興企業ですが、AIの世界ではたびたび起こっていることです。数カ月後には誰もがDeepSeekの手法を模倣するだろうし、推論に必要なコストも安くなるでしょう」とウォン氏は予測しています。

DeepSeek-R1の出現は「スプートニクショック」というよりも「Google登場に等しい」との評価

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ディープシークを評価したのはまず、元東京都知事の舛添要一氏。
〈開発にわずか2カ月、約560万ドル(約8億7000万円)で、この成果だ。半導体大手エヌビディアの株が急落。嫌中派は「嘘だ、騙されている」と反論するが、その愚かな態度こそ日本を没落させる〉

中国「AI開発企業」の急台頭で「舛添要一×高橋洋一」の対照的な見解が面白い

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アリババ・グループのアリババ・クラウドが29日に発表したのは、AIモデルの最新バージョン「Qwen2.5-Max」です。「DeepSeek」が開発し、大きな話題となった高性能AIモデルをすべての性能で上回っているとしています。

中国アリババがAIモデルの最新バージョン発表 性能は「DeepSeek超え」とアピール