2025/01 米中の対立

対中強硬派として知られるルビオ氏。表向きは、米中対立の宣言。しかしGAFAMTは中国と手を組み、日本の自民党にも野党にも親中派が多い。企業家トランプの心中は不明。反日の中国と米国が協力するより、米中対立の方が日本には有利。(2025/01)

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米国のトランプ次期大統領が国務長官に指名した共和党のマルコ・ルビオ連邦上院議員(53)の承認を巡る議会公聴会が15日、上院外交委員会であった。対中強硬派として知られるルビオ氏は、中国について「米国が直面した中でも最も危険な敵」と訴え、外交全般では「世界に関与し、米国の核心的な利益を優先する」と強調した。

公聴会では、「国益を優先するのは孤立主義ではない」と主張し、「強い」米国こそが平和を推進でき、同盟国にとっても有益だと強調。「戦後の国際秩序は時代遅れだ」とも指摘し、再構築する重要性を訴えた。

 中国に対しては激しい批判を展開した。「中国共産党は抑圧やうそ、詐欺、ハッキング、窃盗を駆使して超大国の地位を手に入れた」と言及。「我々は中国共産党を国際秩序に迎え入れた。彼らは恩恵を享受したが、義務や責任はすべて無視した」と非難した。

 中国に台湾を侵攻させないためには、その代償が大き過ぎると中国側に信じ込ませることが必要だと述べ、台湾だけでなくインド太平洋地域での軍事介入を抑止することの重要性も説いた。

欧州に関しては、北大西洋条約機構(NATO)加盟国に対して、トランプ氏と同様に防衛費の増額を求める考えを表明した。

ロシアが侵攻したウクライナを巡っては、ロシアの行為は容認できないとした上で、戦闘終結の重要性を強調。

「中国は最も危険な敵。米国の利益優先」 米国務長官候補のルビオ氏