選挙予想が当たらない訳

電話調査による選挙予想が外れる理由は、簡単。「アンケートの協力率が、極端に少ない」からです。つまり代表性がないのです。今どきの実際の協力率は正確には分かりませんが、私の20年前の電話調査の実体験では、10%程度と見込んで、人海戦術で調査を実施していました。その当時、クライアント・サイドも協力率について厳しく探求する人はいませんでした。多くのメディアで、正確な協力率を探求して公表すれば、当たらないのは当然と思うはずです。

1,000以上のサンプル数で、割り当て法によって予測する方が、的中確率は高まると思います。性・年代・購読新聞の有無・テレビ視聴の有無・ネット接触の有無による割り当てが必要でしょう。

高橋教授の青木率よる予測については、入力した予測データに誤りがあったとのことですが、当たる確率が増えれば、面白い手法だと思います。

****************************************************

標本調査

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

〇第311回 選挙結果を振り返る なぜ議席予想は軒並み外れたのか?その原因を探る 220,328 回視聴2021/11/02( 髙橋洋一チャンネル チャンネル登録者数 51.9万人 )

 

〇「自民苦戦?」テレビの出口調査が大外れだった訳 当日20時予想より自民は多く、立民は少なかった 村上 和彦 : TVプロデューサー、京都芸術大学客員教授 2021/11/01 16:50 ( 東洋経済 ONLINE)