化石賞について

日本が不名誉な賞「化石賞」を受賞したと、岸田首相を暗に批判する報道が、なされますが、アジア各国では、圧倒的に「石炭火力発電」に頼っていることが報道されません。リベラル系の新聞社は一方的な情報を流すので、庶民はグローバリズムの主張に洗脳されないように注意すべきです。

COP26には、中国もロシアも出席していません。再生エネルギー化の動きは欧米グローバリズムの主張が濃いと考えるべきでしょう。

岸田首相は、日本の技術力で、石炭火力などのの温室効果ガスの排出量を削減させると宣言したのですから、現実を見据えた脱炭素化政策だと言えると思います。

「地球温暖化は、真実なのか」「欧米の進める脱炭素化は正しい方向性なのか」について、アジアのコンセンサスを得る議論が必要と思います。

(BPの世界エネルギー統計レビューによると、昨年の世界の電力の35%強が石炭火力、約25%が天然ガス火力、16%が水力、10%が原子力、12%が太陽光と風力だった。-REUTERS)

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エネルギー・環境・脱炭素問題

中国の地球環境問題対策の怪しさ

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<声明は、石炭火力が気温上昇の「唯一最大の原因」であり、クリーンエネルギーへの移行を早急に進めるべきだと指摘。先進諸国は2030年代まで、世界全体では40年代までに石炭火力を廃止する方針を盛り込んでいる。:発電コストの安い石炭火力を主要電源とする中国やインド、石炭産業を擁する豪州、日本などは声明に加わらなかった。日本は、30年度に総発電量の19%を石炭火力でまかなうとしたエネルギー基本計画を10月に閣議決定した。中国の石炭使用量は世界全体のおよそ半分とされる。>

〇「脱石炭」で温度差、声明に日本不参加 COP26 2021/11/05 22:56 ( 産経ニュース )

 

〇脱石炭火力の動き加速 COP26で廃止の声明も 日本は不参加 朝日新聞社 2021/11/04 21:30( 朝日新聞 DIGITAL )

 

<岸田文雄首相はCOP26の首脳級会合で、燃料のCO2を出さないアンモニアや水素への切り替えや、発電で出るCO2の貯蔵・再利用などの新技術を磨き、アジアにも供与する方針を打ち出して火力の継続使用に理解を求めた。:ルール作りに長じた欧州主導の脱化石燃料の動きが世界の主流となれば、「脱炭素火力」を目指す日本は国際的にさらに孤立する懸念もある。>

〇石炭火力2030~40年代廃止へ 日本、政策見直し迫られる可能性 毎日新聞 2021/11/04 21:05( 毎日新聞 )

 

〇COP26、石炭火力の段階的廃止確約へ 先進国は2030年代に  2021/11/04 12:47( REUTERS )

 

〇COP26首相演説に「化石賞」 石炭火力の継続理由  共同通信社 2021/11/03 18:49( 共同通信 )

 

〇COP26で「化石賞」を日本がまた受賞。岸田首相の演説で 本人は「存在感示せた」。受賞の理由は? ハフポスト日本版 2021/11/03 10:56( ハフポスト日本版 )

 

〇2021年11月3日8:04 午前1日前更新 焦点:アジアで火力発電所約200カ所建設中、「脱石炭」の前途多難( REUTERS )

 

豪、石炭産業2030年以降も継続 中国は石炭火力発電所の建設ラッシュ 2021年9月9日 00時14分( 大紀元エポックタイムズ )

 

<中国は世界の温室効果ガスの最大排出国であるにもかかわらず、ジンバブエからインドネシアまでの国々にある石炭火力発電所への出資を続けている。これらの発電所による排出量は、主要先進国を上回ることになると環境活動家らは指摘している。。>

ジンバブエ、中国石炭採掘プロジェクトに反対 内外で矛盾する中国気候変動政策 2021年7月7日 17時48分( 大紀元エポックタイムズ )