少子化問題への対応法

出生率が下がれば、経済規模は縮小してゆく。その対応策として、外国人を受け入れれば、民族の連続性や社会の安定面で課題が生じる。

人口学者のポール・モーランドは、3つのモデルを示している。

日本型:少子化の中、外国人の受け入れを制限し、民族の連続性を確保し、経済力を犠牲にするタイプ。(技術実習制度→育成就労制度で英国・韓国型へ移行しつつある)

英国・韓国型:少子化の中、外国人を多く受け入れることで、経済力は確保するが民族の連続性を犠牲にするタイプ。

イスラエル型:子供の出産を奨励する文化によって経済力も民族の連続性も確保するタイプ。

中国は、 日本以上に、少子化の中、外国人の受け入れを制限し、民族の連続性を確保し、経済力を犠牲にするタイプである。

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岡崎研究所(2024/10/28)より引用