作成者:Web Master 作成日:木, 11/07/2024 - 12:30
トランプ大統領にとって、中東戦争終結は、息子夫婦がユダヤ教であることから、最優先課題でしょう。そしてウクライナ戦争の終結は、24時間で決着をつけられるかどうか見ものです。ウクライナを日本に照らせば、その解決方法は、日本にとっても注視すべき問題です。
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バイデン大統領は、2021年末、「ロシアがウクライナに侵攻しても、米国は介入しない」と、誤ったメッセージを発した。(ロシア侵攻のきっかけをつくった)
ロシア軍は予想より弱い(北朝鮮に応援を頼んだ)。ウクライナは領土の2割を占領されても、主権を維持している限り、完全敗北にはならない。
欧米は、ロシアの戦術核の使用を恐れているので、ウクライナに十分の支援をしない。
米国には「核戦争を起こすわけにいかないのだから、圧力をかけるべきはロシアではないだろう。ウクライナに早く諦めさせろ。」という戦略家も大勢いる。
日本に侵攻された場合も、米国の対応がウクライナへの対応と同じだという可能性も十分あり得る。
<學子会会報(東京大学先端科学技術センター准教授 小泉 悠)より引用>