2024/11 玉木雄一郎の「不倫問題」-3

今年、一夫多妻の実践者である渋沢栄一は、1万円札の主役となった。「近代日本経済の父」としての国家的実績によってである。玉木雄一郎の不倫を非難する人は、同時に「103万円の壁」についても論評すべきであろう。しかし、論評する能力などあるはずがない。自分の人気取りのための発言だからだ。玉木雄一郎は、東大法学部卒、財務省出身としての政治家としての素養十分である。また、「103万円の壁」の提案で、優れた政治的感性をを庶民に示した。財務省出身者は、庶民いじめの財務省の裏側を知る政治家として、庶民にとっては重要である。

糾弾すべきは「政党支部へ2000万円を配布した」総裁石破 茂と森山 裕幹事長である。裏金問題で解散した総選挙で、この行為が裏金と疑われることは十分予想できた。政治感覚のなさを露呈したのである。

玉木雄一郎は、結婚式への招待は憚れるかもしれないが、政治家としての活動は阻害すべきではない。潰してはならない政治家である。