今日の台湾総統選に見る中国の浸透工作
台湾総統選は、民進党の蔡英文氏が、国民党の韓国瑜氏に圧勝。それでも、途中経過で得票数は、800万票以上対540万票以上とのこと。民進党が親中の国民党に圧勝というより、この程度の差しかないのかということに驚いている。つまり、民主国家台湾への親中工作の浸透の深さに驚いているのである。
高橋克実氏の報道によれば、「総統選の地区別では、韓候補が制しそうなのは台東、花蓮、苗栗、竹縣、金門など一部に限られ、台北、新北、台中、高雄などの大都市は軒並み蔡候補が勝利の模様。」とのこと。つまり、台湾では、地方で、親中派の国民党の支持率が高い。「中国の工作は、地方から浸透させる」という共産党の戦略が透けて見える。地方は、土地の価格も安いし、人口も少ないので、工作しやすいのだ。日本で、沖縄や北海道から、浸透工作が進んでいることと符合する。
福島香織氏の報道によれば、「反浸透法⇒国外の「敵対勢力(中国)」による選挙運動やロビー活動、政治献金、社会秩序の破壊、選挙に関連した虚偽情報の拡散などの活動を禁止し、違反した者には5年以下の懲役および1000万ニュー台湾ドル(約3600万円)以下の罰金が課される」とのこと。
日本の政治家は、早急にスパイ防止法を立法化すべきである。IR汚職の実態解明を注視したい。
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〇【教えて!ワタナベさん】大熱狂の台湾総統選!現場レポート[桜R1/1/11] 62,649 回視聴•2020/01/11 ( YouTube SakuraSoTV チャンネル登録者数 44.8万人)
〇台湾の総統選で蔡英文氏が国民党の韓国瑜氏を破り見事再選を果たす【台湾現地リポート】47,531 回視聴•6 時間 前に公開済み ( YouTube KAZUYA Channel チャンネル登録者数 69.5万人)
〇台湾総統選は蔡英文の圧勝!立法委員選も民進党が過半数を確保か 2020年01月11日 22:30 高橋 克己 ( アゴラ 言論プラットウォーム)
〇<伝統的に国民党を応援していた米国は、中国との対立が価値観・秩序をめぐるヘゲモニー争いとして先鋭化していく中で、中国共産党に対して明確に距離を置く民進党支持の姿勢にシフト・反浸透法=国外の「敵対勢力(中国)」による選挙運動やロビー活動、政治献金、社会秩序の破壊、選挙に関連した虚偽情報の拡散などの活動を禁止し、違反した者には5年以下の懲役および1000万ニュー台湾ドル(約3600万円)以下の罰金が課される・米国との急接近は台湾の国際社会における地位を大きく押し上げる>蔡英文の圧勝と習近平が受け入れるべき現実 歴史的なものになるかもしれない2020年台湾総統選の意味 2020.1.9(木)福島 香織 ( 時事通信社)
〇国・習路線、台湾でも裏目=統一圧力、反発招く―台湾総統選 2020/01/12 01:00 ( 時事通信社)