感染症は生物兵器とみなし防衛省管轄とすべし

台湾は、見事に新型コロナウィルスを防御した。その防疫政策の第一は、「感染国からの入国の禁止」である。それを怠ったのが日本である。およそ１年の間、多額の税金を使いながら、１１月になって感染は大拡大している。にも拘らず経済重視の菅政権は、外国からの入国の規制緩和を宣言した。火に油を注ぐような政策である。
多くの日本人は、外国人は入国していないと思っているかもしれないが、４月から１０月までに３０万人の外国人が入国した。PCR検査の誤判定率を約３０％と考えると、４月から１０月までに１０万人の新鮮なウィルスを保有している陽性外国人が入国している可能性のある。これでは、感染を止めることはできない。感染原因の大元は、外国からの保菌者の入国である。この大元を厳正に管理することが最重要である。
Gotoキャンペーンを感染拡大要因と考える人もいるが、「移動する前の感染者がどうして存在するのか」「非感染者が移動した先になぜ感染者がいるのか」という視点が大事なのである。体外に存在するウィルスは、３日から５日の間に死滅するという。感染者が入国して、ウィルスが感染し、患者となり、退院すれば、感染が広がらないとするなら、なぜ感染者が増えるのか？新しいウィルスが、入国しているか、国内で製造されてばらまかれているかのどちらかではないだろうか？

米国に亡命した学者によれば、新型コロナウィルスは、人工的なものだという話である。持ち運びも簡単だそうだ。だとすれば、生物兵器とみなしてもよいであろう。米国の感染の拡大を観察していると、ウィルスをばらまかれているのではないかと疑いたくなるほどの感染状況である。

日本としては、このように生物兵器の可能性もある感染症には、「厚生省レベルの防疫体制」ではなく、「防衛省レベルの防疫体制」が必要ではないかと思う。ダイヤモンド・プリンセス号では、自衛隊が出動して成功裏に事態の収拾を図った。新型コロナウィルスを兵器として扱う方が、徹底して感染症を防御できると思う。水際対策・GPSの利用から、検査体制、検査試薬・検査機器の開発、野戦病院を含めた病院体制の整備、ゲノム解析と感染経路の探索、ワクチンの開発など、一貫して感染症を防御する仕組みで対応すべきである。

感染症の防疫政策としてもう一つ重要なことは、「感染症に関する情報を国民に徹底的に開示する」ことである。新型コロナウィルスについては、「感染国からの入国の禁止措置をとる」と言いながら、国民に何の説明もなしに「特段の事情による入国」を許可してきた。４月から１０月までに、特段の事情による外国からの入国者（約１９万人）と一般の入国者は、合計で約３０万人に上る。さらに１０月からは一層入国を緩和しようというのだから、感染拡大可能性は増大したことになる。

夜の街の感染、特に風俗営業による感染や、感染経路不明者の増大は、この特段の事情などによる外国人の入国許可が原因ではないかと推察しているが、政治家もジャーナリストも一切その点を指摘しない。まったくおかしな話である。あげく、特段の事情による入国者数が、８月から日別の公開がされなくなり、週単位の情報が公開されるようになった。これでは、月別の情報分析も手間がかかるようになり、分析家泣かせである。入国者情報は、日別・月別を主とし、週別や１０日別は、その次でよいと思う。この情報公開の煩雑さは、あたかも国民の目から情報を隠ぺいしているように映る。
さらに、「コロナ患者は外国人ばかり」というYoutubeの情報もあるが、新型コロナウィルスの患者の国籍がほとんど報道されないのは、なぜなのだろう。群馬県では、外国人の集団感染が報じられたが、それ以外はほとんど患者の国籍は報道されていない。あたかも報道管制が敷かれているような状況である。

国会議員の通名や、犯罪についても、国籍があまりクローズアップされていない。これは日本人にとって極めて深刻な問題である。危機意識が醸成されないからである。感染ルートの探索ややゲノム解析についても「国籍」は重要な要因である。

要するに、統計情報を分かりやすく開示することが、重要である。国民と情報を共有することにより、行政府の政策を理解し、受容できるようになるのである。「政府だけが情報を保有し、政府が言っているのだから間違いない」などという論法は、民主主義国家では通じない。

以上「感染症対策は、生物兵器とみなして防衛省が管轄。情報公開を徹底して、国民の信頼を得て、感染を終息させる」というのが、庶民にとっては一番安心できる方法である。

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外国人の入国者数については下記

◇外国人入国者の月別統計表

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外国人の入国者数と感染者数の相関係数については下記

◇外国人入国者と感染者数の相関係数

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外国人の入国者数と外国人の入院患者については下記

〇「ひとりがたり馬渕睦夫」#54 菅内閣の重大な課題 日本を後進国にする政策と意味の無い構造改革 98,510 回視聴•2020/10/18　（ Youtube　林原チャンネル　チャンネル登録者数 12万人 ）

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４月以降の特段の事情による入国者数が分かります。（８月までは日別に公開されていましたが、それ以降は、週別になっています。非常に煩雑です。）

新型コロナウイルス感染防止に係る上陸審査の状況について（速報値）

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外国人入国者の月別統計表