PCR検査の CT値の変更で 減少する 感染者数(2/18)

この1週間で、感染者数(陽性者数)の減少傾向が見られます。これは、必ずしも緊急事態宣言の成果とは言えません。

厚労省は、2021年1月22日、「PCRのCT値を、従来の”40から45”から、”30から35”に引き下げること」を通達していたのです。CT値を下げれば、陽性の検出率は下がりますから、感染者(陽性者)数が減少するのは、当たり前のことです。こういう事情がありますから、感染者数の減少を、単純に緊急事態宣言の成果とみなすことは、できません。

厚労省は、PCR値をなぜ今までWHOの基準値より高い”40から45”で設定することにしていたのか、ぞれをなぜ、今年の1月になって、30から35に変更したのか、そもそも新型コロナウィルスにPCR検査を使うことは妥当なのかどうかを説明する責任があります。

こういう事情を「事前に」国民に向かって堂々と説明しない姿勢が、菅政権を含め従来の日本政府が、国民に不信感を抱かれる理由だと思います。

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無症状の人は 病人ではあるまい(2021/1/12)

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新規感染者数「減少鈍化の可能性」 専門家組織、対策継続求める
毎日新聞 2021/02/18 20:59( 毎日新聞 )

 

緊急報告 やはりPCRの適正化が必要だった!? 1/22付 厚生労働省通達でCt値を変更 「感染者」は減少か 28,862 回視聴•2021/02/17( YouTube 松田政策研究所チャンネル チャンネル登録者数 18.9万人 )