2024/12 エネルギー問題

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(CNN) 核融合ベンチャーの米コモンウェルス・フュージョン・システムズ(CFS)は17日、「世界初」となる商用の核融合発電所を米バージニア州リッチモンド近郊に建設すると発表した。2030年代初めまでに発電を開始するとしている。

同社は候補地として世界の100カ所以上を検討した結果、経済や労働力、退役予定の石炭火力発電所からの転換が望めることなどから、リッチモンドを選んだという。バージニア州は、膨大な電力を消費するデータセンターの世界最大の市場でもある。

核融合は化石燃料に代わるエネルギー源のひとつとして期待されている。燃料に使われる水素は地球上に豊富に存在し、温室効果ガスや長期的な放射性廃棄物も発生させない。

「世界初」の商用核融合発電所、建設地はバージニア州 米ベンチャー発表

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太陽光や風力などの再生可能エネルギーの利用が進む中、寿命を迎える太陽光発電用ソーラーパネルの大量廃棄問題が懸念されている。パネルは製造の際に強力な接着剤を使っているため、分別解体が難しいが、環境負荷の少ない熱分解方式を用い、部材の再利用を可能にする処理装置の開発に、岡山県新見市の「新見ソーラーカンパニー」が成功。

太陽光パネル大量廃棄2030年問題に挑む 強力接着剤を分離、再利用可能にする装置開発