「世論は、移ろいやすい」が、真実
作成者:Web Master 作成日:火, 06/08/2021 - 06:13
竹中平蔵元総務相(現・パソナ会長)の発言については、「世論は、間違っている」より、「世論は、移ろいやすい」が、事実であり適切(真実)。「世論が、移ろえば、その前の世論は間違っていることになります。
要するに、国民の事実認識が変化すれば、世論は、変化します。
例えば、ワクチン接種が進み、新型コロナウィルスの感染者数や死亡者数の減少が広く知られるようになれば、世論の五輪反対率は低下すると予想されます。世論は、情報に対して素直なだけです。それだけに、マスメディアやSNSでのプロパガンダ(政治的宣伝工作)が、世論誘導に有効に作用します。
「世論は、移ろいやすい」という特性を、プロパガンダ発信者は、知り尽くしていますから、有利な情報は徹底的に広め、不利な情報は徹底的に隠ぺいします。「よらしむべし知らしむべからず(指導者にとって有利な情報を流し、不利な情報は流すな)」というのが、古今東西、指導者の基本原則だったと総括できるでしょう。
共産主義国家ばかりではなく、民主国家の政治家も、同様の手口で世論誘導(洗脳)を図ろうとします。従って、一般庶民にとっては、情報公開こそ、民主主義の最重要課題だと思います。しかし、世界のマスメディア(新聞・ラジオ・テレビ)やSNSは、左翼リベラル(共産主義)とグローバリズムに支配され、世界各国の国民のために機能していないと感じています。
世界における新しい対立軸は、各組織集団(国・企業/政治・経済)における「指導者」(正)と「庶民」(反)という対立軸です。米国の「WTP(We The People)」は、これを象徴しています。そして、合(止揚)は「情報公開」と言えるほど、「情報公開」は民主国家にとって重要な課題だと思います。
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〇竹中平蔵氏が五輪開催の根拠力説「スペイン風邪でもやった」「日本の事情でやめてはならぬ」 東スポWeb 2021/06/10 00:20( 東スポWeb )
〇「世論が間違ってますよ」竹中平蔵氏、五輪中止論を批判 朝日新聞社 2021/06/07 15:42( 朝日新聞 )
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メディアはプロパガンダである(2021/1/26)
池江璃花子への五輪辞退要請の分析(2021/5/13)
SNSの偽情報による情報操作と検閲(2021/2/3)
新聞・テレビ・既存SNSの問題点(2020/12/31)
We The People(WTP:我ら庶民)誕生(2020/11/25)
◆◆◆◆◆世論誘導の実例◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
<中国の主張する自然発生説はバイデン政権やワシントン・ポスト、CNNテレビなど民主党支持の大手メディアによって支持された。一方、トランプ前政権や共和党支持層は研究所流出説に傾く傾向が顕著だった。ところがここにきて、流出説を「陰謀説」として排除していた大手メディアも流出説の可能性を報じ、少なくとも米国政府として徹底調査する必要性を支持するようになった。>
〇真相は暴かれるのか?にわかに強まる新型コロナ「研究所流出」説 古森 義久 2021/06/09 06:00( JBpress )