緊急事態宣言は何故感染を止められないのか

作成者:Web Master 作成日:火, 07/27/2021 - 18:17

緊急事態宣言が感染を止められないのは、緊急事態宣言が、感染経路が分かっている４割の人を、飲食店と仮定して、対策を講じているからです。逆に言うと６割の感染経路不明者に対する施策は何もしていないからです。陽性者の内６割の人は感染経路不明者なのですから、何の対策を打つこともできません。６割の感染不明者の国籍さえ国民には知らされておりません。どの国からの感染が多いのかも分りようもありません。インドの変異ウィルスは、報道されますが、既存ウィルスが、武漢ウィルスなのか北京ウィルスなのかもわかりません。

台湾は、再拡大からおよそ数週間で、感染を終息させました。日本でこれができないのは何故でしょう。

「感染症対策の２大原則」を無視したこと、「感染症対策に対する為政者や専門家の無知と無策」以外の何物でもありません。

１．感染国からの入国を禁止する。

⇒「特段の事情による外国人の入国」を許可し続けてきた。このことは、政府も国会議員も知事もすべて知っていたにもかかわらず、大塚耕平議員以外、誰も警告しなかった。

２．感染症に対する情報を公開して国民と共有する

昨年来、感染国から外国人が流入している事実を知りながら、感染拡大要因として言及しない。昨年だけで５０万人の外国人が入国している。しかも水際対策が甘い。感染症対策の第一原則さえ守られていない。

感染経路不明者が陽性者の６割を占めていることに言及しない。感染経路４割のクラスターが飲食店だとする緊急事態宣言に頼ろうとしている。６割の感染経路不明者に対する対策を講じなければ、感染拡大は防げない。

感染経路不明者や患者の国籍について「情報を隠ぺい」している

インフルエンザと新型コロナウィルスは、大差ないものなのに、「感染症の指定」に言及しない。

特段の事情による外国人の入国者情報が、情報隠ぺいに近いようなわかりづらさ、入手しにくさになっている。

PCR陽性であれば、がんで死んだ人も新型コロナウィルスによる死亡者としてカウントされるあいまいさ。