北京五輪外交ボイコットは米中の茶番劇

外交の世界は、怪しい世界。

中国が「中国は五輪精神にのっとり、すべての国の政治家の五輪への招待をしません。ただし、政治家の訪問を禁止するものではありません。」と宣言したとき、多くの人は米国の放った「外交的ボイコット」が米中の茶番だったと気づくのではないでしょうか?つまり、この宣言だけで、世界中で大騒ぎしていた「外交的ボイコット」問題が政治的な意味を失ってしまうからです。

政治的意味を失ったとしてもバイデン大統領は、「外交的ボイコット」で、自国民や同盟国に反中姿勢・反ジェノサイド姿勢を示せたということで充分ですし、この宣言で習近平国家主席は、国民に「勝った」というイメージを示すことができ、人権問題に言及することなく「北京五輪」を無事に開催することができます。

米国や同調国は、米国が負けたと思うかもしれませんが、バイデン大統領と習近平国家主席は、昔から仲良しですから、本当は、米中の茶番と憶測するのが自然ではないでしょうか?米中共に大して失うものはありません。どんな成果かは分かりませんが、成果は裏取引で米中で山分けという狙いです。

根拠はありません。多くの情報を集約していたら浮かんできた「単なる憶測・幻想」です。

しかし、日本国民にとって、得るものもありました。人権を真に重んじる政治家と、ボイコットに後ろ向きな親中政治家を知ることができました。

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北京五輪問題(2021/4/8)

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〇米国、北京五輪で外交ボイコットも政府関係者18人ビザ申請 「標準的な措置だ」中国のやゆに反発  2021/12/29 13:32( 中スポ )