02_憲法9条の改正案

第9条 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。

 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。
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改正する。ロシアのような侵略国家が侵略してきた場合、「国権の発動たる戦争と武力による威嚇又は武力の行使を永久に放棄」し、「陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない」で、どうやって国を守るのか?これは、終戦直後の米国の本音そのものであるが、いまや米国も日本の協力なくして、アジアに影響力を行使することはできない。従って、9条の廃止は歓迎するであろう。

NATOで明らかなように先進国で集団的自衛権を禁止している国はない。一国で守るより、日米安保条約で、国の安全を強化している以上、米国が侵略されたら、日本が加勢するのが当然である。戦争に巻き込まれるという心配をする向きもあるが、世界で最強の武力を有する米国に戦争を仕掛ける国などありえない。米国が侵略する場合の戦争に加勢するかどうかは別問題である。あくまでも侵略に対する自衛権である。

改正条項案は下記の通り

憲法9条 日本は侵略戦争を永久に放棄する。日本は、米国・ドイツ・英国・イタリア・中国・ロシア・インド・ブラジルなどの多くの国家と同様、日本国家を護持するための個別的・集団的自衛権を有する。

第2項 前項の目的を達するため、陸・海・空・宇宙軍その他の戦力を、保持する。