2024/11 103万円の壁問題 -1

庶民が望んでいるのは、「手取りを増やす」ための抜本的な税制改革である。分かりやすさの観点から、基礎控除・住民税・保険料の壁を統一した基準として、150万、160万、170万の壁にした場合、どれほどの税の減収があり、それを補うために、どういう方法があるかを明示した上で、判断すればよいだけである。立憲民主党のように税収不足分を給付で補うというような小手先の改革を望んでいるわけではない。

統一基準にしない方がメリットがあるならその理由を明示したうえで政策を決めればよい。