2024/11 男系男子皇統に対する国連勧告

葛城奈海氏は、国連の女性差別撤廃論の勧告に対し、国連の「多様性の尊重」「2000年余りの歴史・伝統」を指摘して反論すべし。国連のリベラリズムにとって、女性差別論議は、「多様性の尊重」と矛盾する。また、リベラリズムより長い歴史に耐えてきた歴史・伝統は脅威である。

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2024/10 国連の男系天皇に対する改正要求について

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国連の女性差別撤廃委員会は29日公表した日本の女性政策に関する最終見解で、皇位を男系男子に限る皇室典範について、女性差別撤廃条約と「相いれない」として改正を勧告した。

葛城氏は非政府組織(NGO)関係者がスピーチを行う14日の会合で「ローマ教皇やイスラムの聖職者、チベット仏教最高指導者のダライ・ラマ法王はみな男性なのに、国連はこれを女性差別だとはいわない。なぜ日本にだけそのように言うのか」と述べ、「世界にはさまざまな民族や信仰があり、それぞれ尊重されるべきだ。内政干渉すべきではない」と訴えた。

葛城奈海氏「国家の基本崩すな。毅然とスルーを」 国連女性差別撤廃委の皇室典範改正勧告

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日本について「建国以来八紘一宇を理念としている。世界は一家、人類皆きょうだいを理想とし、和を尊んできた。八百万の神々が共存していることはその一つ」と述べた上で、「王位継承を含む、各国の伝統に基づく国家の基本をなす事項は主権ある当事国が決め、国連が口を出すべきではない」と、勧告の削除を求めた。

同委を巡っては、日本の左派・リベラルNGOが組織的に委員らに自分たちの主張を訴え続けており、中村氏は「80人以上の人が押しかけ、聞けば現地に事務所を構えているNGOもある。毎年のように大挙して、日本をおとしめるような活動をしている」と問題視した。日本の男女共同参画予算について、「間違っても予算がこうしたNGOに還流していることはないか。厳密に調査する必要がある」と語った。

国連の皇室典範改正勧告、葛城奈海氏「削除」求め反論書提出へ 会見で分担金見直しも訴え